Sweets Goでも大人気のクッキー。
クッキーは、オランダ語で「小さなお菓子」を意味する“クーク”という言葉から付けられた名前。 ケーキを焼く前に、温度や味を確かめるために少しだけ生地を焼いていたことから生まれたお菓子だと言われている。
あらゆる人から愛される伝統的なスイーツは、いかにして始まったのだろうか。
実は、クッキーの元祖が誕生したのは7世紀のペルシア。最も有名な初期のクッキーの1つはジャンブル (Jumble) で、主にナッツ、甘味料、および水で作られた比較的固いクッキーだった。バターと砂糖のクリームを加えた、現代の最も一般的なクッキーは、なんと18世紀になるまで一般的ではなかったそう。
日本では、縄文時代に栗の実を粉状にしたものを固めて焼き上げる『縄文クッキー』が存在したという説も。
そんなクッキーとよく混同されがちなのが「ビスケット」や「サブレ」、「クラッカー」。
小麦、牛乳、ショートニング、バター、砂糖を主材料にオーブンで焼いた菓子、その総称をビスケットと呼ぶ。そのため、実はクッキーもサブレもクラッカーもビスケットの仲間。
その中でも手作り風の外観かつ、糖分と脂肪分の合計が全体の40%以上のものをクッキーと呼ぶのに対し、ビスケットの中でも薄くて軽い塩味のものがクラッカー。クッキーやビスケットに対し、バターやショートニングの量が多く、よりさっくりとした食感が特徴なのがサブレだそう。
クッキーを楽しむときは、他のスイーツと比べてみるのも面白いかもしれない。