つい先日からSweets GOでもお取り扱いを始めたお菓子、カステラ。
このカステラがポルトガル由来のお菓子ということを知っている方は少なくないだろうけれど、実は日本流にアレンジされ、独自に発展を遂げた立派な「和菓子」だということは、あまり知られていないみたい。
今回のコラムでは、まさしくガラパゴス化を経た独特のお菓子、カステラのバリエーションについて簡単にご紹介。
まず紹介するのは福島県のカステラ「會津葵」。中にこしあんをたっぷり詰め込んで、どら焼きのようにふっくらとさせてあるのが特徴的。
愛媛県でもこし餡を使うご当地カステラが伝わっていて、その名前を「タルト」という。でもこちらは一般的なタルトと言うよりも、カステラ生地で作ったロールケーキと言う方が近しい。
同じく四国の島根県では、また一風変わったアレンジとして「八雲小倉」が有名。厚みのあるカステラ生地でようかんを挟み込んだ一品。その名の通り、雲のような生地の模様が美しい。
ところで、カステラの応用はお菓子だけに留まらなかった。
長崎のみならず、全国のおせちにほぼ必ず登場する人気メニュー、伊達巻もカステラに由来すると言われている。
Sweets GOのカステラは、カステラ専門店の「DE CARNERO CASTE」によるもの。先に挙げた数々のアレンジのように、1個1個へ丁寧に押された焼き印を、目と舌で存分に堪能してみて。