Sweets GOでも好評の目玉スイーツ、カヌレ。
フランスの南西部、ボルドー地方発祥のこのお菓子の、独特な甘味の決め手となるのはラム酒
今日はこのラム酒について簡単にご紹介。

ラム酒とは、サトウキビのしぼり汁や、それから砂糖を精製するときに出る黒い糖蜜を原料として作られる蒸留酒のこと。
主として中央アメリカ、カリブ海の島々が原産地。
17世紀にはその生産と輸出入が盛んになり、広く世界で飲まれるようになった。
アルコール度数は40度台であり、とても強いお酒。
しかしただ苦いだけではなく、ラム酒にしかない独特な甘さやカラメルのように濃厚な味わいがある。
このラム酒にもいくつか種類があり、基本的にはその色で分類されている。
1つ目はホワイト・ラム。水のように透明な色合いで、飲みやすい風味が特徴。
2つ目はゴールド・ラム。こちらはウイスキーのような薄い琥珀色が特徴。
3つ目はダーク・ラム。これはラム酒ならではの濃い焦げ茶色が特徴で、風味や香りも強い。製菓に使われることが多いのはこちら。
お菓子に上品な味わいを出すのはもちろん、ドライフルーツとも相性がいい。
今度カヌレを食べるときは、ぜひその味わいからラム酒の風味を感じ取ってみて。