Sweets GOの看板商品の一つとも言える「バターサンド」。その人気の要といえば、濃厚でなめらかなバター。
バターと聞くと、なんとなく古くから食されていると思っている方も多いのではないでしょうか?
今回はバターの歴史について簡単にご紹介。
バターの歴史はずっと古く、食されるのは6世紀頃の上流貴族の間から。紀元前2000年頃から作られていたという最初のバターは、今でいう医薬品や化粧品として用いられていたそう。有名な逸話では、クレオパトラが乳風呂に入ったことや、ロバやヤギの乳で洗顔をしていたなんていう話も。
現在のようにヨーロッパで常食されるようになったのは、たった100年ほど前。日本でバターの製造が始まったのは明治時代から。19世紀末、ヨーロッパで物価の高騰によりバターの安定生産が難しくなり、安価な代替品としてマーガリンが誕生したという経緯も。
今となっては生活に欠かせない必需品となったバター。日本においてもその消費量は年々増加の一途をたどっている。だけどカーボンニュートラルを目指す先進国は、二酸化炭素の主要な排出源のひとつである酪農業のあり方を大きく変えようとしている。今後もおいしいバター料理やお菓子を食べ続けるために、バターの作り方や仕入れ方を模索する時期が訪れているみたい。
今回はバターの歴史とこれからについて簡単にご紹介。
よければこれを機に、身近な食料品の持続可能な未来について意識を向けてみて。